ピアノの部屋へようこそ!
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はじめに
ピアノは37歳の頃に始めて、約半年間やりました。
37歳の頃、保険の営業をやっていたのですが、営業活動の外回り中に自動車事故に遭ってしまいました。
正面衝突事故で、奇跡的になんとか助かったのですが、長期入院することになってしまいました。
自動車事故について書いたブログはこちらから
入院中に、色々と考える時間がありましたので、自分が本当にやりたいことは何かとか、自分は何のために生きているのかとかを考えていました。
ピアノに興味を持ったキッカケ
入院中、韓国ドラマの「春のワルツ」を見て、クラシックピアノの美しい音楽に引き込まれました。
私にとって春のワルツは、クラシックピアノと風景の見事な美しさ(オーストリアの雪山や韓国青山島の菜の花畑、桜など)が大きな魅力です。
春のワルツは、初めて見た韓国ドラマでしたが、通算20回以上は見ています。(冬のソナタじゃないのかというツッコミは勘弁してください 笑)
春のワルツでは、オリジナル曲を中心にショパンその他のピアノ曲が何度も流れていて、すっかりお気に入りになってしまったのです。OST(オリジナルサウンドトラックCDも買いました!)
ごく単純なお話ですが、春のワルツに出演しているユンジェハのようになりたい!と思ってピアノが弾きたいと強く思ったのがキッカケです。
退院してから、ピアノを弾きたいとは思うもののピアノを持っていない私は一体どこでピアノを弾くか?が第一の壁でした。
また、当時はアパートに住んでいたので、音の問題でピアノの購入は出来ません。
ピアノの弾き方も知らないし・・・。うーん・・・どうしよう。
とにかくピアノが弾きたい!最初は電子キーボードで練習
色々悩んだ結果、電子キーボードの鍵盤が光るタイプのものがなんとなく良さそうだなと思って、ハードオフに行き鍵盤の数が多い電子キーボードの鍵盤が光るタイプのものを購入しました。確か5,000円位だったと思います。また、正座して電子キーボードを弾くわけにもいかないのでデスク&チェアセットも2,000円で購入。合わせて7,000円。
早速部屋に持ち帰ります。わくわく♪
取説が無かったので手探りでしたが、わかる範囲で操作します。
小さな音量にして光る鍵盤を見つめながらデモ演奏を聴きます。
音と共に、鍵盤の色々な場所が光って曲が進んでいきます。
第一印象は、「は・・・早い」
そうなんです、光る鍵盤に指がついていけないのです、早すぎて。
そこで、メトロノーム機能で速度を一番遅くします!
第一印象「少しついていけるか?・・いや、でもまだ早い・・・」
第二印象「やばい、やってしまった!5,000円無駄にしてしまった!どうしよう・・・机といすは使えるからいいけど・・・」
そんなもんです。こうして5,000円は数時間でドブに消えていきます・・・。
(ここまで読んで、ピアノのベテランの方は恐らくうすら笑いを浮かべる事でしょう)
「いや、やはり5,000円をドブに捨てるわけにはいかない!」
一念発起した私は、電子キーボードにヘッドフォンを接続し、音量を大きめにし光る鍵盤を目で追う日々が始まります。
電子キーボードでの独学をするも、1ヶ月で挫折
何度やっても前に進んでいる気がしません。いや、実際に進んでいないのです。
指の使い方も一本指ですし、黒鍵の意味すらわからない。
1ヶ月位は経過したでしょうか。かなり限界に来ていました。
春のワルツOST(オリジナルサウンドトラック)CDを毎日毎日、車の中で聴きながら、
やはり音楽は聴くのが(ラクで)いいよ。別に弾けなくてもいいか・・・。
と思い始めたそんなある日、メシア(救世主)が登場します!!(茶番じゃないです)
ピアノの神が降臨。救世主メシアが登場する!
ちょっと元気をなくした私の様子を心配してくれた当時の職場の同僚が、なんとピアノの先生を紹介してくれました!
紹介して頂いたピアノの先生は、柔らかい雰囲気をお持ちの優しいお方で、年齢は私より少し下の方でした。
週に一度、30分1,000円で個人レッスンをしてくれるというのです!!
ピアノの先生には、
「春のワルツとショパンが弾きたいんです!!」
と、熱い思いをお伝えしました。
すると先生から、「ショパンのどんな曲が弾きたいんですか?」ときかれたので、
私はポケットから携帯を取り出し、「この曲です!!」と言って携帯の中に保存してあったショパンの音楽を先生に聴いてもらいました。
その曲は、「ワルツロ短調10番 Op.69-2」と「スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20」です。曲を知らない方は、下記の2つの動画を参考にしてください。
下の画像をクリックすると、「ショパン ワルツ第10番ロ短調 Chopin Valse No.10 Op.69-2」の動画を見ることが出来ます。
下の画像をクリックすると、「スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20」の動画を見ることが出来ます。
今思えば、ピアノの先生は、「面倒くさいヤツが来たなー・・・」と思っていたに違いありません。でも、(紹介だから断るわけにもいかず)結局ピアノ指導を引き受けてくださったのです。
そんなピアノの先生の心中とは逆に、私は心の中で、
「メシア、ありがとう!!生きててよかった。ピアノ頑張ります!!!」
と叫んでいたのです。
個人レッスンにより、基礎を学ぶ
こうして週一度の個人レッスンを約半年間受けることが出来ました。
(レッスン以外の日は、電子キーボードで自分で復習しました。)
その後、私が栃木を離れることになりピアノの先生とは疎遠になってしまいました。
半年間の個人レッスンのおかげで、以下の事を教わりました
・指番号、指替え
・右手で弾いてから左手を弾く、そのあと両手
・色々な人からレッスンを同時に受けるのは混乱するのでやめたほうがいい
また、練習の成果としては、
「おとなのためのピアノ教本1」を終えて、
「おとなのためのピアノ教本2」のガヴォットのあたりまで進んだところで終了
その後、ピアノから遠ざかってしまい、2019年10月から再開。
自宅にピアノがあるので再開しようということになったのです。
まずは、「おとなのためのピアノ教本」の復習からですね。
とにかくクラシックが弾けるようになりたいのです。特にショパン。
いまだに楽譜を読むことが出来ていないので、自分なりにラクをするための工夫をしています。
一つの案として、鍵盤をカラーで表示したらわかりやすいのではないかと思いついたのですが、実はすでに考えた方がいらして、本が出ていました!
私は早速購入しましたよ。
詳細については、「レインボー鍵盤」のブログをご覧ください。
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