自動車事故をきっかけに感謝することの大切さを学ぶ
自動車の正面衝突事故に遭う
事故は突然起こる
外勤の仕事をしていた時のお話です。
それは、突然の出来事でした。
同じ職場の同僚と、同じ車に乗っていた時です。
見通しの良い片側1車線の山道でした。
反対車線を走っていた対向車が、センターラインをオーバーしてきたのです。
私は最初、対向車がセンターラインをちょっとはみ出てきたな・・・と思ったのですが、もうその直後には目の前にいました。おそらくこの間の時間は2~3秒くらいだったと思います。
そして、目の前に来ている相手の車を見た私は、
「今日で終わりか。突然来たな」(思ったより自分の人生は短かったな・・・当時30代後半)
と思ったのと、離れて暮らしている両親の顔が浮かびました。
事故などでぶつかる瞬間って、動作がスローモーションになるの?
大体、私が自動車の正面衝突事故にあった時の話を人にすると、
「事故などでぶつかる瞬間って、動作がスローモーションになるの?(動作がスローモーションに見えるの?)」
と聞かれますが、私の経験では事故でぶつかる瞬間に動作がスローモーションにはなりませんでした。
本当に突然の出来事でしたので、動作がスローモーションになったり、自分が過去に経験したことが思い出されるといったことは私の場合はありませんでした。
恐らく事故に遭う瞬間に、自分の中で「事故に遭って欲しくない!」という強い感情が現れるので、その強い感情から何かが起こるのかもしれないと私は思います。
実際、私が事故に遭う直前には、ぶつかるのはわかっていても、ぶつかって欲しくないと強く思いましたし、ぶつかった直後にとりあえず生きているということを確認することが何よりも最優先だったのです。それぐらい必死だったということです。
私の場合、動作がスローモーションにはなりませんでしたが、ぶつかる直前の映像(静止画像のようなもの)は、今でも鮮明に覚えています。
自分一人では何もできない場面があることを身をもって知った
食事もトイレも全て人任せ
入院生活は、最初の一ヶ月間、寝たきりでした。
腰の骨を折っていましたので、動くことが出来ません。
トイレも食事も体は上を向いたままですので、一人では何もできません。
全て看護師さん、介護士さん任せです。
食事はともかく、トイレが一番大変でした。
トイレは、恥ずかしいなんて言ってられません。
全て看護師さん、介護士さん任せです。
この時に、自分一人では何もできない場面があることを身をもって知ったのです。
自分は一人じゃない、人と人は支えあって生きている
人に助けてもらう、人に世話をしてもらうことを身をもって知ったのですが、同時に自分は一人ではないことも自覚します。
困った時には助けてくれる人がいるという安心感と、勇気をもらいました。
病院の先生、看護師さん、介護士さんにお世話になったことは心から感謝しています。
そして、その気持ちは一生忘れてはいけないと思いました。
また、困っている人がいたら、自分が助けてあげる番です。
そうして、人と人が支えあって生きているのです。
まとめ
この事故で私が学んだことは・・・
・事故は突然やってくる
・人は一人では生きていけない
・自分は一人ではない
・困っている人がいたら、自分が助ける
・助けてくれた人への感謝の気持ちを忘れず、今自分が生きていることを心から喜ぶ
ということです。
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